日本民藝館で開催中の芹沢銈介展を見てきました。
生誕120年記念の展示会です。
通りかかったショーウインドウに貼られたポスターで知って、
初めての日本民藝館へ。
学生時代に紅型染めを習っていたことがあって懐かしくて
そして本物に会えることへの期待でわくわく、どきどき。
本やインターネットでもいつでも見ることができるのだけれど
やっぱり本物には力があって
あらためて芹沢銈介氏の文様の美しさ
配置のバランスにときめいてしまいました。
日本民藝館の旧館は柳宗悦が中心となり設計され1936年に竣工したそうです。
和風だけれどちょっと洋風でもあり
窓もこんな感じ。
お向かいの西館は、柳宗悦氏が72歳で没するまで
生活の拠点としたところだそうです。
鮮やかなムクゲの花が咲いていました。
ムクゲは韓国の国花。
偶然かしら、、
私には韓国につながりの深い柳宗悦邸らしい香りがしました。
お家に帰って
紅型染めが懐かしくなって、私の拙い型をひっぱりだしてみました。
ひな祭りの文様です。
古い型なのに
顔料の匂いがふんわりとしてきて
優しくて素敵な先生に美しい紅型を教わったことを思い出して
また挑戦してみたいなあ、なんて思いました。
生誕120年記念・芹沢銈介展は 2015年11月23日まで開催です。