五月のとても気持ちのいい休日、神戸市の竹中大工道具館へ行きました。
中へ入ると、ヒノキの香り。
日本の建築は木と共に歩んでいるのだ、とあらためて感じました。
樹を切って、削って、磨いて、木造建築に使用する道具がたくさん並んでいて
子供達が小さい頃よく読んだかこさとしさんの「まさかりどんがさあたいへん」という本を思い出しながら眺めていました。
「みる・さわる・つくる」を体験できる木工室もあって、今度はDIYに私も挑戦したいなあ、と。
でも木工室に入らなくても、ヒノキ、赤松、栗、などなど、、色んな種類の木を触ることができて
木を触ると安心するから不思議!
道具を手に持ち、木造物ができあがり、そこに暮らしがひろがり、今に続いているんだ、と歴史を感じ、
その美しいかたちに見とれ、自然を生かした手仕事を見ることができました。
窓も見つけました!
「火灯窓付蛍壁」と説明がありました。
火灯窓(かとうまど)は、上枠が火炎形(火灯曲線)の窓のことらしく、花形(花頭曲線)に造っている場合もあって、花頭窓とも表記される特殊な窓らしいです。
そう言われると、炎のよう。曲線の窓も素敵でした。
お庭の新緑がとってもきれい。
秋の紅葉も美しいだろうなあ、また来たいな、と、それから、今日はヒノキ油のお風呂に入ろうと思いながら帰りました。
竹中大工道具館:神戸市中央区熊内町7-5-1