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丹波篠山まちなみアートフェスティバル


初秋の清々しい青空が広がる日、兵庫県篠山市で開催の丹波篠山まちなみアートフェスティバルを訪れました。約30軒の町屋を舞台に、造形・彫刻・絵画・陶芸などの芸術作品が展示され、城下町の風場も一緒に楽しめる催しです。
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今回、私は町屋で「TASAN Unplugged」という茶山の映像を上映しました。
茶山(1762~1836)は、日本ではあまり知られていませんが(実は私も今回初めて知ったのです!)朝鮮、李朝後期の「実学」、現実生活に役立つ実用的な学問思想の集大成者であり、建築や天文にも精通し、茶人、詩人など多くの才能に恵まれた東洋のダヴィンチともいわれるマルチアーティスト。
ユネスコ文化遺産に登録されている水原華城の設計者でもあるのです。
フェリシモ社しあわせの学校の国際社会貢献活動、幸福大使プロジェクトにかかわっていることから、韓国茶山学術文化財団からの日本で初めての映像と茶山のお茶をボランティアで主宰するシネマカフェhirobaで紹介することになったのです。
詳しくはシネマカフェhirobaのブログからご覧くださいね。

それからもちろんまちなみを見て歩きましたよ。
出展している作家のみなさまとは前夜祭(?)でワインで乾杯してから作品についてお話しを伺ったばかりで、どんな作品をつくられているのかとにかくとっても楽しみでした。
全てではないのですが、ちょっとご紹介。

一番目立った大きな大きなさわやかな傘は西村正徳さんの作品。
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安井友幸さん漆の作品にはいろんな美しい表情がありました。
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そしてうれしいことにせっけんをつかった作品を展示する日花治子さんにもお会いしました。和室に飾られた白い山のような作品はせっけんをつかったオブジェです。
ほんわかいい匂い!
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こちらはおむつをつかった作品。
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日花さんの作品はどれもおおらかでやさしいものでした。

その他にもまだまだたくさんの素敵な作品があって、そして、ものを創りだすことへの喜びをそれぞれの作家さん達から感じられ、私も大いに刺激をうけました。
ちょっとどこかに行くことで思いかけない発見をすることがあるものですね。
たくさんの出会いに感謝と夢がふくらむ気持ちのいい秋の一日になりました。

丹波篠山アートフェスティバルは9月23日まで開催です。